エコドライブの心がけ

現在の日本は、自動車の販売台数が増え続け、一家に1台ではなく一人に1台?と言われるくらいの「くるま社会」になっています。車が増えれば、当然環境負荷があるわけで、日本の主要な自動車メーカーからも「地球に優しい車=エコカー」が多く販売されています。
 エコカーと言われる車の中でも、ガソリンエンジンと電気モーターで動くハイブリット車、電気エネルギーだけで動く電気自動車、水素と酸素の化学反応で発電したエネルギーで動く燃料電池車、既存のガソリンエンジンやディーゼルエンジンを改良して水素をエネルギーとして動く水素自動車、天然ガスを燃料として動く天然ガス自動車など、様々な車種に導入されています。
エコカーのメリットは言うまでもなく、排出ガスが少なく或いは0で環境に優しい車、地球の資源が守られる、走行しながらエネルギーの回収とリサイクルができる、燃費の向上で経済的な負担が減る、振動や騒音が少ない、従来のガソリン車よりも広い室内空間が確保されるなどです。
 しかしながら、いくらエコを技術が進んだ車が販売されていても、エコカーの普及率がまだまだ低いのが実情です。エコカー購入支援のエコカー減税制度があるものの、ガソリン車に比べて未だ高額であることが、消費者の購入意欲が高まらないのでしょう。
 地球の環境問題は、政府や自動車メーカーから与えられるエコ意識ではなく、私たちドライバー一人ひとりのエコ意識を高める必要もあると思います。
たとえエコカーに乗っていなくても、「エコドライブ」を心がけることはできますよね。
例えば...
・エンジンをかけたらすぐに発進して暖機をやめる(5分間の暖機で160ccの燃料を浪費)
・いつもより緩やかな発進にすれば11%程の燃費アップ(発進から5秒で時速20キロが目安)
・車間距離を十分保って、速度にむらのない走行をする(市街地では2%、郊外でも6%の燃費悪化)
・早めのアクセルオフで減速する(2%程の燃費アップ)
・控えめなエアコン使用
・アイドリングストップ
・タイヤの空気圧をこまめにチェックして正常な空気圧を維持する
・不要な荷物を積まないで走行する(100kgの荷物で3%程の燃費悪化)
普段のちょっとした心がけでも、地球環境維持に貢献でき、私たちのお財布にも優しくなるのです。
小さな努力かも知れませんが、やがては大きな実を結ぶ結果になると思うのです。

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やっぱり日本車の方がいいかも...

くるま社会に身を置いてると、どうしても車に依存した生活になってしまいます。
今の私たちの生活と車は、密接な関係にありますよね。とは言え、地球の危機?でもある環境問題を考えないでもありません。自動車から排出されるガスが地球温暖化の大きな原因となり、異常気象や生態系の破壊などの異常現象や、大気汚染による人体への健康被害も心配にはなりますが、実際には、あまりピンとこないですし、常にそんなことを意識して車に乗っているわけではありません。
政府や自動車メーカーの取り組みから、私たち消費者の意識が高められてエコカー購入を検討している人がほとんどだと思います。
しかし、仮にエコカー購入を検討されている人がいたとしても、地球環境を考えて購入しようと思う人はいるのでしょうか。「エコカー=低燃費=家計の負担が軽くなる」だと、私は思うのですがどうでしょう。
 
 私事になってしまいますが、私も数年前にエコカー減税というものに便乗して、それまで3500ccだった車から一気にクラスダウンして、今は1700ccの車に乗っています。その時に考えたことは、少しでも燃費の良い車で、エコカー減税で少しでも安く買い換えられるのなら...ということと、リーマンショック後の経費節減のためでもありました。地球環境のためだなんて、これっぽっちも考えていなかったです。
 車は、親の時代からヤナセには縁があり、「ドイツ車が世界でいちばん安全な車」というような認識があって、私もヤナセにお世話になってきましたが、今思うことは...「思い切って日本車にすればよかった」という後悔です。というのも、今回の車が信じられないくらいの故障や不具合が多く、メンテの技術を疑ってしまうからです。サービスの面でも、車のクラスが下がると対応も下がる?と疑わしく思えるようになったからです。長年お世話になっておきながら、悪口は言いたくありませんが、試乗車をわざわざ自宅に持ってきて買い換えさせるという、過去の強引なセールスも考えものです。

 日本は世界に誇れる自動車産出国です。
環境性能、安全性能、走行性能に優れたエコカーはたくさんありますし、サービスも良いと聞きます。
今回は、たまたまそんな車を手にしてしまったから、国産車の良さに目を向けるきっかけとなったのかも知れませんが、単なるお付き合いで車を選ぶものではないということが、よくわかりました。

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くるま社会とカーシェアリング

くるま社会と言われる日本でも、環境問題対策の一環として、カーシェアリングの取り組みが積極的に行われています。カーシェアリングとは、1台の車を複数の会員が共同で利用するシステムです。

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そもそもは、1980年後半にスイスの学生の間で始まり、その後ヨーロッパ諸国、アメリカ、そして日本にも普及し、現在では多くの事業者が参入し、カーシェアリングを利用する会員が増加しているそうです。
自動車をめぐる環境問題としては、自動車の排出ガスによる大気汚染問題と地球温暖化問題が深刻です。
カーシェアリングによって、自動車所有台数と自家用車利用の軽減を目的とし、近い将来は自家用車からカーシェアリングへの転換が図られているようですから、地球に優しい次世代の車の利用法なのかも知れません。

 では、私たち利用者の立場からはどうなのでしょうか。
自家用車を所有していると、購入の際の高額な車両価格はもちろんですが、自動車税、自動車保険料、車検代、整備代、駐車料など、所有するだけでも相当な個人負担額になります。そのくせ、個人の利用時間は1日数時間程度という低い稼働率です。車を1つの価値ある財産として所有している人を除いては、カーシェアリングはそうした個人負担額を減らして、家庭にも優しい車の利用法だと言えます。
車を借りるという意味では、これまでのレンタカーと似たサービスなのですが、いちばんの違いは利用時間と料金システムです。多くのレンタカーサービスは、最短利用時間が6時間~という長時間レンタルに対し、カーシェアリングは、15分単位で短距離・短時間の利用が可能で、しかもガソリン代や付帯保険料の支払もないことです。1台の車を複数の会員で所有するわけですから利用料以外に入会金や月会費は発生しますが、個人で車を所有する負担額とは比べものにならないくらい経済的になります。
但し、あくまでも車を利用する機会が少ない人、或いはカーシェアリングの拠点がある地域に住んでいる人にとっては、利用価値のあるサービスだと思いますが、そうではない人にはちょっと考えものかも知れません。

 地球環境対策としてEV車やHV車が自動車市場を占めている昨今で、果たしてカーシェアリング意識がどこまで浸透できるのか...疑問に思います。くるま社会からの脱却はほど遠いような気がします。

わが街の自動車環境戦略

現在の私たちの生活は、車の利便性によって支えられています。
しかし、この間々「くるま社会」が進むにつれ、車による排出ガスや有毒物質による大気汚染、そして地球温暖化問題など、私たちの生活環境に大きな影響を与え続けていることは深刻な問題です。
我が国の自動車環境対策としては、昭和41年から自動車の排出ガス規制を開始してから年々強化され、昨今では世界一厳しいレベルの排出基準を実施し、自動車の排出ガス低減を図っています。また、自動車業界でも、燃費向上や、EV車・ガソリンHV車などの次世代自動車の開発・普及やエコドライブの啓発活動に取り組んでいるものの、年々増え続ける我が国の「自動車保有台数」に、どう置き換えて行くのかが、大きな課題だと思います。

 我が国の自動車保有台数は2.012年末時点で、約7.980万台もあります。
そのうち、交通死亡事故の多い街で有名な「愛知」の自動車保有台数が、大都市東京を上回って第1位というのも、不可解なことです。確かに、愛知はトヨタを代表とする自動車の世界的な生産拠点であり、自動車への依存が高い街だと言われていますが、自動車が引き起こした環境問題や交通事故などの社会問題をドライバー1人ひとりが、もっと認識すべきだと思います。

 そんな我が街では、「人が安心して快適に生活できる自動車環境」の実施を目指して、「あいち新世紀自動車環境戦略」が全国に先駆けて平成14年から策定され、計画が着々と実施されています。
環境目標となる二酸化窒素、浮遊粒子状物質に係る大気環境基準、エコカー目標普及台数、ディーゼル車から排出されるPM量を半減、道路沿道における大気汚染状況ドライバーへ知らせる環境情報提供システムの実用化、エコドライブ啓発活動の実践など、2010年度を達成目標としていた計画がほぼ達成されているようです。

 自動車の環境問題への取り組みは、ここ愛知県だけではなく日本全体で取り組まれていることです。
近年では、EV車、HV車、低燃費車が各メーカーから販売されるようになり、環境に対する意識は向上していると思いますが、ドイツなどの環境先進国に比べると、まだまだ遅れているような気がします。
日本の温室効果ガスの排出量のその9割がCO2です。自動車の排気ガスに含まれるCO2を考えれば、自動車環境問題が地球温暖化問題であるということはわかりますよね。

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あなたは車派?それとも電車派?

車って、とても便利な交通手段だと思いませんか?

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自宅から行きたい場所へどこへでも、好きな時に自由に移動できますよね。
日常の買い物や子供の学校・塾・お稽古事の送り迎えにレジャー、時には好きな音楽を聴きながら自分だけの空間を楽しむドライブなど、その時の状況に応じて私たちの足となって運んでくれます。
買い物をするにしても、荷物の量や重さを気にしなくて済みますし、女性なら誰にでもあることだと思いますが、近辺へのちょっとした買い物なら、人目も気にせずノーメイクに部屋着で出かけることもありますよね。もしこれが公共交通機関を利用するとなれば、そういう訳にはいきません。お出かけ着に着替えて、身だしなみを整えてから出かけますよね。だから、たとえ徒歩圏内の移動であっても、公共交通機関を利用た方が渋滞に巻き込まれずに目的地まで早く移動できたとしても、私はやっぱり車の利便性に甘えて利用してしまいます。

 また一方で、どこへ行くにも電車やバス、自転車などを利用して移動する人や、状況に応じて使い分けている人もいますよね。確かに、公共交通機関を利用すれば、定刻通りに目的地に到着できる正確さ、渋滞のストレスや市街地での駐車場に困ることはありませんし、車での事故の心配もありませんからね。電車派の人というのは、車に依存している私から見れば、堅実な考えの人たちのように思えてしまいます。

 もちろん、住んでる地域や環境によっても選択肢は変わると思います。
例えば、住まい・職場・学校・店舗・病院・鉄道など生活に必要な機能が中心部に集積されて、既にコンパクトシティ化されている大都市圏に住んでいる人は、車に依存することなく何不自由ない便利な生活が約束されています。しかし、地方都市圏に住んでいる人の場合ですと、公共交通機関が通勤や買い物の手段に使えない環境から、どうしても車に依存せざるを得なくなっています。また、そういう地域に限って、複合型大型スーパーが郊外や駅からは程遠い国道沿いに建ち並んでいるものです。

 ちなみに、私の住んでいる街は「トヨタ天下の街」です。
だからという訳ではありませんが、車中心の生活が当たり前という意識を持った人が多いのかも知れません。

近年、日本では深刻な「自動車離れ」が進んでいます。
特に20代から30代といった不景気の影響を受けて育ってきた「若い世代」の自動車離れは著しく、その原因は自家用車の保有にかかる経済的な大きな負担が、彼らにとって「浪費」や「無駄」と感じるからだと言われているようです。
しかし、自動車を必要としない生活は、あくまで東京や大阪など、限られた大都市圏にしかありません。
公共交通手段の発達が遅れている地方では、自動車がなければ買い出しに行けなかったり、電車の駅にたどり着けなかったり、「自家用車がない」ことによる不便が数えきれません。
たとえ、週に一度しか使わない自動車であっても、自動車がなければ生活が成り立たない環境は、いくらでもあるのです。
そこで、いま「カーシェアリング」が注目されています。

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自動車の所有には、自動車そのものの車両費用だけでなく、税金や車検代や任意保険料や駐車場料金などの「固定維持費用」が発生します。
これらを支払うからこそ、自動車の持ち主は、自動車を自由にカスタマイズし、好きな時に好きなように自動車に乗ることができるのです。
しかし、これらの自由を少し諦める代わりに、いままでの自動車にかかる費用から逃れつつ、自動車を利用することができます。
「ルールやマナーを守って、他人と分け合いながら自動車を利用する」
これこそが、カーシェアリングの基本的な考え方です。

また、カーシェアリングは、こういったユーザーからの視点だけでなく、すでに自家用車を所有しているひとにとっても、魅力のあるシステムです。
自分の愛車をカーシェアリングのシェアカーとして提供することができれば、自動車の空き時間で副収入につながるのですから。

とはいえ、自分の自動車をシェアカーにするのは、具体的にどうすればよいのか分からず、はじめは不安ですよね。
そこで、便利なのが「カーシェアリングの管理会社」の利用です。
利用料金を支払って、自分の自動車をシェアカーにしてもらうことで、ほとんどの手間から逃れることができます。

しかし、カーシェアリングで積極的に収益をあげようと思うなら、経費はできるだけ低く抑えたいのも事実。
「管理会社の利用料金」よりも安価で「自分の愛車をシェアカーにしたい」と考えるなら、こんな方法もあります。
それは「カーシェアリングをサポートしているウェブサイトの利用」です。

カーシェアリングの地域情報を専門に扱っているようなサイトでは、個人が所有している自家用車をシェアカーとして貸し出せるシステムを備えているところも複数あります。
こういったサイトに予め登録しておくことで、サイトを通じて、カーシェアリングの利用者を募ることもできますし、自分が乗りたい予定の日は、利用者の募集をかけなければ良いだけなので、自動車の稼働時間を無駄なく活用することができ、高い利便性が期待できます。
また、それだけでなく、管理会社に任せるほどの利用料金もかかりませんから、経費の面からもコストを低く抑えることができるので、多少の手間はあっても、その分、収益への跳ね返りも大きくなるでしょう。

このようにサイトを利用して、シェアカー利用者を募集するのなら、手間は惜しまずかけましょう。
自分の自動車についての基礎情報や現在の設備、どんなひと向けの自動車なのかを詳細に紹介することで、利用者にとっても、安心してあなたの車を借りることができます。
また、一度借りてくれたユーザーは、この先あなたのリピーターになることもあるのですから、今後のことを考えれば、貸主としての誠実さと丁寧さは欠かせない要素です。

いまや、みなさんがお持ちの自家用車は、お金のかかるものから、お金を稼ぐものへと変化しようとしています。
みなさんも、愛車を上手に活用して、ぜひ「自家用車で副収入」を実現させてみてはいかがでしょうか。

自分の車をシェアカーにする

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自動車を「分け合って」利用するカーシェアリングというシステムは、ユーザーにとってはもちろん、オーナーにとっても魅力的なシステムです。
必要としているときに必要な間だけ自動車を利用することで、サンデードライバーのような「少ししか自動車を利用しない人」から、自動車を所有・管理するという面倒と経済的負担を解決し、自動車が稼働していない「無駄」時間を削減することで、逆にオーナー側からみても、利用料金という副収入によって、自動車にかかる経済的負担を軽減することができるのです。

とはいえ、実際に「愛車をシェアカーにする」にはどのような方法があるのでしょうか。
友人や知人といったもともとの人間関係のなかだけでは、自動車の空き時間をシェアカーとして稼働させるにも、利用者側に限界があります。
そこで、便利なのが、個人所有の自動車をシェアカーにしてくれるという企業のサービスです。
これは「すでにカーシェアリングのノウハウを持っている企業」に、利用料金を支払って、カーシェアリングのための計測機械などを取り付けてもらい、システムから利用者までを一括で管理してもらうサービスです。
例えるなら、マンションの建築・管理会社に、自分名義のマンションを建ててもらい、その入居者管理からムズ作業などをすべて委託するようなイメージです。
こういったサービスを利用することで、自分では面倒な作業を行わずに、あなたの愛車を「シェアカー」として、広く一般のユーザーに利用できる環境を整えてもらうことができます。

ただし、この場合デメリットがあることも忘れてはなりません。
こういった管理会社を利用するということは、いままでの自動車維持費以外に「サービス利用料金」が追加で発生するということを指します。また、このような利用料は企業によっても異なります。
カーシェアリングの経費を抑えて、収益をあげるためにも、こういったサービスを利用するときは、きちんと金額をリサーチして、比較検討することがとても大切なのです。

シェアカーのオーナーになる

カーシェアリングは、ユーザーにとって経済的に、手軽に「自動車が必要な時だけ使える」というとても魅力的なシステムです。
ただ、近くにカーシェアリングサービスがなかったり、すでに自家用車を所有している人にとっては、カーシェアリングはあまり身近には感じないかもしれません。
しかし、そんなときは「自分の自動車をシェアカーとして誰かに貸す」というカーシェアリングのオーナーとしてのメリットに気づいてほしいと思います。

「自動車を心底大事にしていて、絶対他人には運転させたくない!」という強い思い入れのある方には、おすすめできませんが、自動車を「あくまで交通手段」として考えているのなら、カーシェアリングはあなたにとっても魅力的なサービスになるかもしれません。
例えば、サンデードライバーのように、日曜日にしか自家用車に乗らないひとであれば、自動車を使わない平日に愛車をシェアカーにすることができます。また、毎日自動車を乗る人であっても、数時間しか必要のない場合は、自動車が空いている時間だけをシェアカーに充てることができます。

自分の自動車をカーシェアリングに提供することで、あなたにはユーザーからは利用料金が入ります。
このシステムを上手に活用していけば、副収入としての価値もあります。
場合によっては自動車の維持費をすべてカーシェアの利用料でまかなったり、月々のお小遣い稼ぎにすることもできるのです。

自動車を所有していると、常に自動車にはお金がかかります。
自家用車を使っても使わなくても、同じだけの経済的負担があるのに、自動車を稼働させない時間があるのはもったいないと思いませんか?
ユーザーにとっても、オーナーにとっても、カーシェアリングは魅力のあるシステムです。
あなたがお住まいの地域に、シェアカーがないのであれば、あなたのように「自動車を必要としている近所の住人」の方にも、シェアカーを利用したいと思っている人がきっといるはずです。
カーシェアリングで賢く自動車利用する方法をぜひ考えてみて頂きたいと思います。


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カーシェアリングのメリット

「カーシェアリング」という考え方は、もともとヨーロッパで生まれたそうです。
バスや電車などの公共交通機関が発達しきれていない地方や田舎では、住人はどうしても「自動車を所有する必要性」に迫られます。しかし、自動車にかかる費用は決して低くはありません。車両代だけでなく、税金やメンテナンスや駐車場の確保など、経済的負担が重くのしかかります。
そこで、こういった公共交通機関を補完する目的で、カーシェアリングは誕生しました。

しかし、日本の地方や田舎では、いまだに「自家用車」が住人の交通手段として活躍しています。
1週間に一度の買い出しのために、ときどき病院や友人の家にいくためにといった、生活上の理由で、「ときどきしか使わない」自動車を所有している人も少なくありません。
こんなとき、カーシェアリングがあれば、誰もが便利に、安心して、安価で自動車を利用できるのです。

自動車を所有していれば、稼働していない時間であっても、必ず維持費が発生します。
カーシェアリングは、このような「自動車保有にかかる維持費」と「自動車の稼働しない時間」という二重のムダを解決するために誕生したシステムなのです。
ですから、カーシェアリングを上手に利用することで、家計は驚くほど負担を軽くできるでしょう。

しかし、カーシェアリングを利用したくても、近くにカーシェアリングサービスや、シェアカーがない場合は利用できません。
また、すでに自家用車を購入済みの場合も、今更カーシェアリングに乗り換えることは難しいはずです。
そこで、こういった場合にぜひ検討してみてほしいのが「自分の自動車をシェアカーにする」という考え方です。

ユーザー側にとって、カーシェアリングがいかに有効であるかはお話したとおりですが、自らカーシェアリングのオーナーになることでも、オーナー側にとっての「カーシェアリングのメリット」が生まれます。
このように「カーシェアリング」というシステムを、あなたが「便利だ」と感じる立場から利用することが、自動車のムダをなくす第一歩なのではないでしょうか。


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カーシェアリングとは

皆さんは「カーシェアリング」という言葉をご存知でしょうか。
最近では、「ルームシェア」や「ワークシェア」といった「シェア」する行為が流行しています。
カーシェアリングもその文字通り、「車」を使う権利を「シェア=分け合う」という意味を持ち、このごろはメディアのあちこちで、この言葉がよく聞かれるようになってきました。

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では、カーシェアリングとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
カーシェアリングは、基本的に「自家用車を持たない」個人や家庭が、自動車を使いたい時にだけ利用することを想定したシステムです。
予め「シェアカーを利用する」ための登録を行った会員同士が、自動車を共同使用するサービスや仕組みのことを総称して「カーシェアリング」と呼びます。
とはいえ、これはあくまで基本的な考え方であって「自家用車を所有しているひとは利用できない」というような拘束はありません。
自家用車のような自動車維持費を出さずに「自動車を使いたい時に使う分だけ」細かく利用できる点が、カーシェアリングの魅力なのです。

しかし、この「カーシェアリング」は、自動車を使うときだけ借りる「レンタカー」とどう違うのでしょうか。
「自動車の維持費がかからない」「利用料を支払って自動車を使う」という行為だけを見ると、レンタカーとの違いがよくわかりませんよね。

レンタカーとカーシェアリングの違いとして、特徴的なことはカーシェアリングの方が「自動車の短時間利用を念頭に置いたシステム」であるということだと、私は思います。
例えばレンタカーの場合、レンタルする際に「最低利用時間」として「レンタルは6時間から」などの下限が設定されている場合がほとんどで、1時間しか自動車が必要ない状況でも、強制的に6時間分の利用料金が発生します。
しかし、カーシェアリングであれば、利用料金は10~15分単位で計算されるので「本当に自動車を使っている時間」だけの料金で利用できます。

このように、カーシェアリングは「日常生活に利用する」ための、新しい移動ツールなのです。